朝ドラらんまん第２６週(第１２６話～第１３０話)あらすじ

万太郎と寿恵子が植物園設立のために、あれこれ構想を練っているシーンから。

寿恵子はついに結婚当初の夢を達成したのです。

そして時は流れ、壮年になった千鶴が植物園を管理していました。

ここで松坂慶子さんが再登場。

ひいおばあさんそっくりの千鶴！

アルバイトとして来たのは宮﨑あおいさんが演じる藤平紀子。

このドラマのナレーションは万太郎の日記を読んでいるという演出だったのです！

前回に引き続き、千鶴と紀子のやりとりのシーンから。

千鶴が離婚して戻ってきたというのは、モデルになった鶴代さんのエピソードですね。

千鶴が見せた万太郎の写真ですが

そして、父の話を始めた千鶴。
満面の笑顔で写る万太郎の写真を見つめ、千鶴もにっこりとほほえみます。

「お父ちゃんは、ただ一生涯、植物を愛しただけなの」#朝ドラらんまん#神木隆之介 #松坂慶子 #宮﨑あおい pic.twitter.com/azYoVjBnEa

— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) September 25, 2023

神木さんが牧野博士のこの表情を完コピ（笑）

https://www.sankei.com/article/20230608-OTSKKYSLFFMI7BKRDZD72MGFGM/

時間は３０年戻って万太郎たちが健在だった頃へ。

寿恵子の体調がおもわしくないようです。

神木さんは声を低くして年老いた感じを表現し、浜辺さんは弱ってきた様子を見事に演じていましたね。

波多野藤丸コンビも健在。

とても偉い教授になった波多野は、万太郎に理学博士にならないかと誘います。

博士になりたくて研究をしてきたわけではない万太郎。

だから一度は断ったけれど、寿恵子の言葉で理学博士になると決意。

授与式でのスピーチ。

支えてきてくれた寿恵子への感謝を述べます。

命には限りあると言ったのは、植物のことでもありますし、寿恵子との別れが近いことを実感していることもあるでしょう。

もちろん年老いた自分もあとどれだけやれるか、と思うところもあるのです。

野宮さんや丈之助、佑一郎も図鑑制作に力を貸してくれました。

特に丈之助は最終週に出てきそうと期待していましたよ（笑）

自らが執筆した「シェークスピア全集」を持ってきたようですが、モデルとなった坪内逍遥は「新修シェークスピア全集」刊行と同時に逝去しています。

丈之助は自分の死後の理想を語っていましたね。

早稲田大学には演劇博物館がありますから、ちゃんと実現されてます！

演じている山脇辰哉さんが若いのでわかりづらいですが、この頃の丈之助はかなりの高齢と解釈しましょう。

ついに最終話。

スエコザサの学名はSasaella ramosa var. suwekoana

死期を悟っていた寿恵子は、万太郎がこれからも植物を探しに行けるよう

「私はそこにいるから」と遺言。

ヒサがバイカオウレン、タキがヤマザクラ、園子がヒメスミレ、寿恵子はスエコザサ。

みんな万太郎を見守ってくれていますね。

万太郎より早くこの世を去ってしまうけれど、綾と竹雄の新酒を飲む約束を果たし、図鑑完成も見届けられた寿恵子。

良い人生だったと噛み締めているような、晩年の寿恵子を浜辺美波さんが見事に演じていました。

神木隆之介さんもそうですが、実年齢は30歳と23歳なのに長年連れ添った夫婦のようでした。

あ、そうそう綾と竹雄の酒蔵は「綾乃竹酒造」という名前でしたね。

こちらも夫婦の夢を実現して感無量です。