朝ドラカムカムエヴリバディ第17週(第78話~第82話)1983-1984のあらすじです。
ひなたの夏休みももうすぐ終わりが近づきます。
高校卒業後のひなたはどうするのでしょうか?
そしてあの伝説の(?)映画が話題に!
では朝ドラカムカムエヴリバディ第17週のあらすじをご紹介します。
朝ドラカムカムエヴリバディ第17週のあらすじ
第78話
ひなたは破天荒将軍の撮影を見ていた。
五十嵐は死体役。
倒れていたのはこのための練習だった。
榊原は死体役は少しでも動いてはならないので、意外と難しいものだとひなたに説明する。
ひなたは休憩室で改めてすみれに謝る。
時代劇が好きなひなたを変わっていると笑うすみれ。
おゆみを演じていた頃のことなどすっかり忘れていたのだが、ひなたに「サムライのようだ」と言われたことが心に残る。
帰り際、すみれはひなたにサイン入りの台本を渡す。
轟監督は五十嵐を呼び、あまり生意気なことを言っていると使わないぞと脅される。
だが稽古熱心であることは認めてくれた。
虚無蔵に稽古をつけてもらえることになる。
五十嵐が回転焼を買いに来た。
出来たてを待っている間に、五十嵐はひなたに回転焼への思いを話す。
真冬の土左衛門をやった日、あまりにツラくて役者を辞めようと思っていた。
撮影の帰りに大月の回転焼を食べて救われたという。
それから気合を入れたいときや落ち込んだ時に食べたくなるようになった。
出来たての回転焼を手に帰っていく五十嵐を見送るひなたとるい。
るいは五十嵐を「素直で良い子」と言う。
第79話
夏休みがもうすぐ終わる。
ひなたはいつものように宿題を手伝ってもらっていた。
虚無蔵が店までアルバイト代を持ってくる。
ひなたは時代劇がもっと好きになっていた。
高校卒業後、ひいなたは条映撮影所に就職。
五十嵐は大部屋俳優の仕事の合間に、案内役のアルバイト。
そして虚無蔵による殺陣の稽古を受けていた。
ひなたがお茶出しを頼まれ入った部屋に、桃ケンが打ち合わせに来ていた。
ひなたがサイン会に行ったときのことを覚えていてくれた。
その打ち合わせは映画村のCM撮影のためだった。
そして撮影当日。
桃ケンがメインで出演する。
すると1人の老人が「つまらない」と口出ししてきた。
桃ケンのことを「ダンゴちゃん」と呼ぶほど親しい仲のようだった。
その老人によりダンスが入った斬新なCMが出来上がる。
そこで桃ケンは「妖術七変化!隠れ里の決闘」をリメイクすると発表。
第80話
「妖術七変化!隠れ里の決闘」を2代目桃ケンが再映画化するとの制作発表が開かれた。
相手となる左近役をオーディションで選ぶと宣言。
五十嵐もそのオーディションに挑戦する。
短大に通う一恵が映画村のバイトをするため面接を受けた。
学生のうちにいろんな経験をしたいとの考えだった。
ひなたはすみれの酒に付き合わされる。
すみれは2代目桃ケンのやることが気に入らないと愚痴をこぼした。
「妖術七変化~」は初代が2代目と共演しようとしていたのだが、2代目がテレビ出演を優先したために虚無蔵が抜擢されたという。
しかしヒットしなかったため、虚無蔵はまた大部屋俳優に逆戻り。
その作品をリメイクするなど当てつけだと、すみれは怒る。
五十嵐は虚無蔵に左近役のための稽古を頼むが、断られたため道場を立ち去る。
その後に桃ケンが通りがかる。
虚無蔵は自分もオーディションを受けると告げる。
第81話
桃ケンはオーディションを受けるという虚無蔵に「恥をかくだけ、あの作品は虚無さんじゃなかったらヒットしていた」と吐き捨てるように言う。
ひなたは休憩室で「サンタ黒須」と名乗る老人振付師に会う。
「妖術七変化~」は親子共演だったのは本当かと聞くと、リバイバル上映のチケットを渡され質問をはぐらかされる。
五十嵐が土下座をしてチケットを譲ってくれと頼んできたので、なりゆきでひなたと2人で観に行くことになった。
初代桃ケンと虚無蔵の殺陣に圧倒され、2人とも呆然として帰って来る。
自宅前でひなたと別れると、五十嵐は空腹のあまり倒れ込む。
夕食をご馳走してあげながら、五十嵐の話を聞く。
東京から時代劇俳優を目指して京都に来たという。
オーディションに弱気になっていた五十嵐を、ひなたは自然と励ましていた。
第82話
五十嵐とともにひなたも虚無蔵に稽古を頼む。
すると虚無蔵もオーディションを受けるため断ると言われた。
そこで「妖術七変化~」が親子共演だったとの話について聞いた。
確かに親子共演だったのだが、ひなたがすみれから聞いた話とは違い、初代が2代目を起用しないと見限ったのだ。
無名の虚無蔵を相手役にしたのは2代目に対するあてつけだった。
だが虚無蔵は満足にセリフが言えないほど、演技は未熟だった。
自然にセリフが出るよう、普段から武士のような言葉遣いをしているとのこだわりがあった。
オーディションには有名な俳優も集まる。
五十嵐と虚無蔵は最終選考まで残る。
しかも2人が組になり殺陣のテストを行うことになった。
ひなたは五十嵐のために熱々の回転焼を用意してあげる。
五十嵐も気合が入った。
そしてオーディション最終選考の日を迎えた。
五十嵐が急に倒れてしまうのは、死体役の練習だった!
なんかの病気かと思うわな。
でもひなたの家の前で倒れたのは、本当にフラフラだったという(笑)
五十嵐が関西弁ではなかったのは、役者だからではなく東京の人だったのね。
思いも寄らぬ展開、算太がすっかりおじいちゃんになって帰ってきました。
なぜか2代目桃ケンと親しい。
今でこそ踊るCMは飽きるほどありますけど、この頃だと結構珍しいですね。
五十嵐が「斬新だなあ」と言っているのも納得。
「妖術七変化!隠れ里の決闘」はあの駄作といわれまくった作品。
錠一郎がドハマりした作品であり、全くヒットしなかった作品。
初代桃ケンの遺作でもあります。
あの映画に親子の確執が潜んでいたとは!
でも時代劇がわかる人にはわかるのか、ひなたと五十嵐は見入ってましたね。
ストーリーはめちゃくちゃだけど、殺陣がすごいとのこと。
わりとそういう映画あるよね。
ストーリーはアレだけど、他に魅力があるって。
2代目桃ケンの相手役に五十嵐と虚無蔵が挑みます。
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